ファッキン・ブロッキング

ごーるでんうぃーくというものが過ぎ去り

世の中のスーツの兵隊さんたちはまたせかせかと動き出す。

 

あぁ、美味しいコーヒーが飲みたい。

雨模様で外に出る勇気もなく、今日も結局好きなものに囲まれて過ごした1日です。

 

新しいヘッドホンが届いて、これで私の世界は誰にも邪魔されなくなった。

侵食する黒いドロドロから耳を塞ぐ最終兵器。

うるさいもの全てから私を守るための魔法の道具。

これ、考えた人天才的。

 

いつから知っていたの、その卵から生まれるものが雛鳥なんかじゃないことを。

私はいつから知っていたの。

馬鹿ね。

スコールコール。
濡れた鼠の深呼吸が聞こえる闇夜に、ひとつぶを埋めて、
楽園の羊水で温めたそれを。

私は抱いて眠る。

 

大切にしたいだけ。中身が何だってよかったんですよ。何が生まれたってきっと、私は同じように大切にできるもの。

 

ヘッドホンしすぎて少し頭が痛くて

怖い夢の話の続きが気になったから、今日はもう寝ようかな。

 

リスミー・リスボン

やうやうと5月も迫り鯉のぼりが空を飛んでいた今日。

のべつまくなしに日々を繰り返すのみ。

こどもの日の割に子供が外で遊んでもいなかった、当たり前か、私が起きたのは夜だ。

 

眠れない病なので、昨日は仕方なく薬を飲んで寝たんですね

起きたら夜でした。いやもうオーロラ姫かなという程にねていました。

 

現実逃避この上ない。極みよ。

 

あーもうなんだこんな時間の使い方してるんだ馬鹿だなぁ私は生きてる価値もない。

なんて思いながらコーヒー入れてる日常です。

休みの日の使い方がよく分かっていないんだよね。

会いたい人にも会えない休みの日なんて

タバコの吸えない喫茶店と同じじゃない?

無意味でしかない。だったら休みなんて要らない。

 

大切な人と過ごす時間にこの休みの24時間が貯金できたらいいのに。

そしたらさ、この休みの時間の分もっと過ごせるのに。

 

どうせなにかあるわけでもないし

特別なにかする訳でもない

むしろ何も話さないかもしれない

それでも確かにそこに価値は存在している。

 

それを証明しろと言われたら

悪魔の証明になってしまうんだけど。

つまり何が言いたいかというとね。

楽しい時間ってすぎるのが早いから寂しいよね。っていう。

何も哲学を引っ張り出して言うことでも何でもないわけです。

 

そんな何でもないささやかな私の乙女心なんですが、到底誰にも理解されず

五月雨に流れるばかりです。

 

上手くいかないことばかりだし、

言いたいことも言えないこんな世の中でも

何も言わなくていい時間も大切にできたらいいと思う。そんな今日は子供のままでいたい日。

サイド・サイリスタ

こんばんは、昼は暑くて

夏のような日差しにたじろいだ今日。どこもゴールデンウィークで人ばかりです。

人間ちょっと増えすぎなんじゃない?少し駆除した方がいいんじゃない?

 

土日祝日だけ禁煙の店って

もうそれ喫茶店じゃないよ。

久々に行きたかったのに裏切られた気分で

結局喫煙者って嫌われ者なのねって、煙の代わりにため息吐き出しそう。

 

クーラーを付け始めた店内は、少し肌寒いと感じるので

私は人より体温もテンションも低いのかなとか思ってました。松岡修造くらいまで行くと、あれもう太陽の化身だよ、ラーだよ。

 

今日ね、すごく面白い話をしてたんですけど

私が考えてることが先に誰かが考えてたと知って

悔しいような嬉しいような気持ちになりました。

そうね、哲学もそんな感じ。

全て物事はほとんど二元論で決まってしまうし、二元論でしか考えられない日本人ばかりだけど

永劫回帰もあればパラレルワールドだってあるわけで

どの答えも正解の確率を掴んでる。

答えはひとつではないから。

 

カブトムシの箱という話で

自分が箱の中に入っているカブトムシを思い浮かべる、だが

他人が思ってるカブトムシは、自分が思うカブトムシと若しかしたら違うんじゃないか?という話がある。簡単に言うと他人が知ることの出来ないものについてどう考えるかということ。

個々にお互いの認識しているものが違う場合の話だ。

方言もそれに似ているかもしれない

標準語だと思って生まれ育ったのに

秋田弁でした。みたいな。

 

実際この世界で極わずかなズレが生じていて

それに値するんだとしたら

もう何を信じればいいのかもわからなくなってくるね。答えはひとつだけなのか、無数にあるのかさえ個々の自由になるね。

 

私がずっと月だと思っていたものが

実は太陽だったりするのかな。

面白いね。

マスター・サージェント

こんばんは。しとしとと雨が降ってどことなく梅雨の匂いがします。

なれないスーツを着てなれないパンプスの私はいつもより少し不機嫌です。

 

空想上の生き物のように少し地面から浮いていたら

跳ね返った雫とか、そんなに気にしなくていいのかもしれないね。ズボンの裾、梅雨の匂いになってる。

 

下品なものが嫌いです。

ただそれが言いたいだけのブログ。

 

ドブネズミの方が可愛らしくて好きです。

 

雨の日は水葬されたいと思って

いつもより少し窓を大きく開けて。

ただその汚いものや汚れたものを流してくれるようなそんな気がしている。

 

気がしているだけ。

 

あはは、奉仕するつもりもないくせに。

見てない所で猿が交尾して

魔法のお水を飲んでは乱れて

いい夢が見れる薬を飲んで

価値が着いてる不思議な紙切れを貢いで

それで花いちもんめして

嘘をついてまで幸せを買ってる。

 

みんな汚れてるね。悪いことしてるね。

そういう人間は、人間じゃないね。

でもある意味、それが人間なんだってね。

ようやく分かったんだ。

 

美しくなければ生きてる意味なんてひとつもないんです。

死んだ方がマシだ。地獄の方がずっと綺麗です。

人間がそんなに汚いもんなら、私はもう人間辞めてドブネズミでいいよ。だって私は汚くないから。

 

人間だけだよ、そんな汚いセックス出来るの。

素晴らしいね、天才すぎてバカだ。

 

孕んだ髑髏を堕ろしては、何も無かったかのように生きてる。その繰り返しなんです。

 

きっとそんな人達は、雨の音におセンチになったりしないし

夏目友人帳を見て泣いたりなんてしません。

ましてや、会話をしただけで死にたくなるようなことだってありません。

 

だってバカだから。

 

綺麗なものを探してる。ずっと探してる。

だけどなかなか無いよ。

でも、雨が降ってくれて良かった。今日は。

濡れた道路が綺麗だよ。

 

 

 

ゴールデン・バッドディ

お久しぶりです。

最後の投稿からもう4ヶ月たってて

あけましておめでとうございますなんて、とっくの昔に聞いたなってフレーズになってしまったね。

 

かろうじてこんな私でも息をしていられる東京って凄いです。

桜の日記をつけたかったけど

息をしてる間に散って土に還ってしまっていた、春というものは暖かいのに寂しいね。

 

心がとても痛くて、どうしようもなくて、

音の出ない壊れたピアノを弾いている、そんな気分で

とうとう指も擦れて痛くなって、もう何も出来なくなって、椅子からやっと立ち上がって

音の鳴るものを探したくて、でも体も動かなくて

しばらくただ時間が過ぎるのを見ていた数ヶ月。

やっと、足が動いて、桜が綺麗だなと思えて

綺麗な音を探しに行く気になりました。

 

馴染みのある街を離れてまた新しく仕事をする。

春は出会いと別れの季節って誰かがこじつけてたけど、案外そうかもしれないな、なんて思いながら。

 

また1つ歳をとったんです。こんな私でもちゃんと生まれてきた日を祝ってくれる人がいて、嬉しかったな。

毎日が誕生日ならいいのに。

それってちょっと欲張りかな。

 

ずいぶん生きて自分の世界が広がったかのテストをしたい。

私は私の世界に私しかいないと考えてる。

他の人は全て言うなればCPUさ。

ドラクエの村人と同じだ、決められた行動をして決められた言葉を話し決められた時に死ぬ。

 

お互いが自分の世界を共有した時に初めて共有できるんだ。

もっと大きく言うとアメリカは存在しないんだ。私は行ったことがないから、

つまり自分の世界は目に見えて聞こえて触れて感じれるところだけなんだよ。

 

そう思うとなんだか、もっと世界を広げたかったら私は色んなものを見て聞いて感じなければならないね。

 

一年前の私よりは、世界が少し広がったかな。

汚いものに心が汚れて

綺麗なものがあんまりなくて

見つけたビー玉を大切に宝箱に入れてる。

そうして私の世界が作られていく。

 

好きな物だけあればいいんだ。

私の世界には要らないものも世の中には沢山ある。

それも含めて今こうして見ている全てが私にとっての私の世界だ。

 

そして、あなたの世界もいつか見てみたい。

パンドラの箱かもしれないし

お菓子の詰め合わせかもしれないけど。

それでもいいよ。

 

明日はどんな世界になっているかな。

プラスチック・プランクトン

夜の剥製になりそうなこの頃。

もうクリスマスの季節と呼ばれる所に来ました。

 

獏を食べた夢の底にいます。

いつもです。

寒さのせいにして、大好きなスカートを履きたいのに履けずにいる。

 

とうに息は白くて、今年もあと少しだねなんて言えば

なんとなく去年何してたんだっけな とか考えて

でも毎年、おんなじようにしか生きられてない気がして。

 

どんどん大人になるにつれて臆病になって

イルミネーションでさえ鬱陶しいと感じてしまう心を何とかしたい。

 

みんな神様が生まれた日ってだけなのに

こんなに盛り上がれるのって凄いなって。

冷めた目で世界を見る癖がついた。

もう、昔のように楽しいクリスマスなんてきっと無いだろう。

私は既に素敵な目を失ってしまったよ。

私の誕生日も世間が騒ぐぐらいしてくれたっていいんだよ?なんて。

 

サンタさんは居るか居ないかなんて、凄くどうでもいいんだ。

 

昔、サンタさんにいつも貰ってばかりだからって

逆にサンタさんへのプレゼントを枕元に置いてみたんだ。手紙も添えて。

持ってってくれなくてさ、泣いたんだ。

 

いつも貰ってばかりでごめんなさいって。

小さいながらに謙虚に思ってた。

サンタさんはあげるだけなんだって

もらってはくれないんだなって。

 

だけど欲しいものはいつもくれてた。

凄く嬉しかったよ。サンタさんはもうこないけど、ずっとそばに居る気がするんだよ。

 

あの頃の気持ちがまだ少しだけあるなら

今度は私の番なのかもしれないなぁ。

 

 

 

 

ルーム・インルーム

寒くて目が覚めるこんな日が続いて

誰にも愛されてないような気がして

ドライフラワーに水をやるばかりで

全てが虚無に覆われた気分でした。

 

冬ってどうしてこんなに寒いのかな。

 

鳴らないスマホ画面をじっと見つめて

せっかくの休みが終わった。

 

どこかに行くつもりで

誰かに会おうとも思って

何を着ようかまで考えたけど

それも叶わなかった。

 

後ろ姿を見失ってしまったようで。

だからといって、振り返っても誰もいなかった。

 

猫にはね、命が九つあるんだって。

人間にはひとつしかなくて、

毎日いつか来る終わりが怖いな。

 

最近見てるアニメで

ドラゴンは死ぬことが怖くないって言ってた。

死んだら木や草花になって自然にかえる、そしてまた命になるから。死を恐れないんだって。

 

悲しいことではないんだと言っていた。

 

何かが変わるたびに悲しくなってるのに。私なんて。

 

楽しいことがあっても、悲しいことの方が強くていつも塗りつぶされてしまう。

 

どんなに食べても満たされないのだろうか。

とても強欲なのだろうか。

 

人間は灰になったらどこへ行くのだろうか。

 

もしも生まれ変われるとしたら。

ドラゴンになりたいよ。