エンドレス・サドンデス

ぐっどいぶにんぐ
サマーナイトはそろそろ終わり。

浴衣を着た人とすれ違う。
帰り道。
夏の光景がなんだか切ない日でした。


こっちは死にそうなゲーム
ずっと流れてるお店の洋楽が
何周したのかわからない。

友達がお店に遊びに来てくれて
なんとか生き延びられたよ、
気づいたら夜になっていた。

ありがとう、素敵な時間を。
時計の針が遅くなったり早くなったり
長いようで短い勤務。

前蚊に刺されたところが今頃痒くなって
忘れたいことを思い出すような。


最近刹那的に捉えてしまうことが多くて

例えば
ひとつの何気ないバイバイも
もう、つぎはバイバイが言えないんじゃって思ったり
終わりを気にしてしまうようになったよ。
歳かな。


夏って、そんなもんですかね。

アイスがドロドロと溶けて
線香花火が落ちて
セミが転がっていて
もう八月も後半で

刹那を感じずにはいられない要素しかない。



浴衣のおびがほどけるように
スルリと通り過ぎていく
ものなのでしょうか。

てぃーんえいじゃー最後の夏休み。
この宿題は、多分一生終わらない。

明日はもっといい日に
なりますように。