クレープ・クロック

降ったりやんだりの空模様。

傘を開いて閉じてと騒がしい東京です。
こんばんは。

休日のいつもの町並みを横目に吸うタバコとクレープ。

いつもの場所なのに、いつもの場所じゃない。


アリスインブルー。
忙しく時計が動き出す。

春の骨を踏むような足取り。
副流煙は花のように。

待ってはくれないのだ。
逃げる懐中時計を追いかけた。

その間にいろんなものをおっことして、忘れ物して
見失いそうなのよ、どうしても自分が誰だったのか。

不意に自分が他人に感じる事があって。
とても怖い。

いつか戻れなくなったらどうしようって。
道しるべなんて意味無いのかも
ね、
アリス。