スリープ・クリーム

こんばんは。
ワンダフルワールドな人々に向けて。
ご挨拶を。


寄り添って。


明かりひとつ。


天井が落ちてきそう。



寝る前の読み聞かせをしようか。


人魚姫は、足が欲しかったんです。
私は、そんな人魚姫の尾びれが欲しかったんです。


もし、あなたが魚だったら?
鳥だったら?
神様だったら?
悪人だったら?
あの人だったら?


これが自由というもの。

あなたはなんにでもなれる。

世界をいろんな見方ができる自由を
あなた自身が持っているのです。

私も。


人魚姫も自由を望んだんだね。


本当の自由とは
束縛よりも重い。

私は、足枷がついてるくらいが丁度いい。

考える自由さえあれば、
私は鳥にだって
人魚にだってなれるもの。

誰かを想うのもまた、自由ならば
愛も無限に注ぐことができるね。

例えば愛する人に拒まれたとしても。
愛したいと想うのならば、まだ愛することに恐怖がないのならば、
それは、幸せなことだ。

愛せることが出来る幸せを
まだ私は知らない。

無償の愛とは、幸せなことだ。