夏の夜に果てる。 見えない何かにおわれて、今日も１日が過ぎていた。椅子に寄りかかって空を見る。 冷たいアスファルトに寝転ぶのは冷えるから。私の血が、めぐってめぐって、心臓とこんにちはする。 そのあいだに、 たくさんの世界を見たよ。涙が調理され…

はろーはろー、ぐっとでいず。お店のテラスで、閉まったシャッターごしにひとり。 煙をくゆらせて夜の匂いをかいだ。 人のいない路地。 昼と違う顔だ。そんな東京。 好きな初音ミクの曲をね、 ずっと聞いていたんです。すっごくね、明るい曲調なのに 聞くた…

やあやあ鬱くしい１日をお過ごしの皆さん。夜はもう肌寒くて、握った手を離したくないね。 いつかのおとぎ話に、 来た道を迷わないようにパンをちぎって歩く2人が居たけど もときた道を戻るつもりは私にはないので。 魔女の住むお菓子の家だろうが これから…

はろはわゆ。 夜はもう秋の風。吹いています。今日は忙しかった、とても、 道を歩く。 人の忙しく歩く足に惑わされそうになって 自分もその中の1人になって 駅をいくつか過ごした。自分には忙しいほうがよく似合うのかもしれない。 早送りで忙しくしていた方…

地球の裏側にいる皆さんこんばんは。 今日はね 絶望が枯れたひまわりのように。 私にも降り注いでた。安楽死か溺死かと問われたら、 餓死しそうだと答えるくらい、満たされない心があって。 雨が降って街が流れて、 汚れた東京は全て洗浄された。鬱くしい。…

こんばんは。 不思議の国の住人のみなさん。 あれだな。 最近。 周りの人がキチガイだらけ。 私は不思議の国のアリスみたい。うさぎを追っかけて穴に落ちた。 そういう事にしておいて。 わざと落ちたなんて言えない。献呈詩。 時計兎の落とし物はなにかしら…

また夢にみるま 窓のない部屋 た 沢山の星を飲む ゆ 百合の花で永眠 め 目覚めればエデン に 二度目はもうない み 短く切られた魂 る 瑠璃色と消えた記憶

今日と明日の境界線でふらふらしている私です。 こんばんは。 今日は久々に、仕事をすっぽかした。 えへへ、悪い子。 最近ね、心よりもとうとう体が辛くなってきちゃったんです。 お医者さんからの予言が当たった。ブラックデビルにキスすると、 心臓バクバ…

突然のスコールに傘を忘れた皆さん。 こんばんは。 ベランダから夜のネオンはどこか 寂しげに瞬いているよ。 人は、星の明かりを忘れて ネオンばかりを見るようになった。 私もその一人になってしまったよ。 いつからか 人間は大人という新しい生き物になる…

星に願いをしたくても 雨の夜空の世界にいる皆さんへ。 イヤホンで耳栓をしていると、 雨の音が聞こえなくなって 少しさみしくなった。 なんだかみんな不安定。 グラグラシーソーゲーム。片方に座ってくれたらどうにか 保てるのに。 私の心臓は、運命の天秤…

こんばんは。 ワンダフルワールドな人々に向けて。 ご挨拶を。 寄り添って。 明かりひとつ。 天井が落ちてきそう。 寝る前の読み聞かせをしようか。 人魚姫は、足が欲しかったんです。 私は、そんな人魚姫の尾びれが欲しかったんです。 もし、あなたが魚だっ…