フォー・エグザンプル

日差しが元気になってきた日々、ヒートテックじゃ汗ばむ気候です。

お店で一人ぼっちの時間は
いろんなもしも話が浮かぶ。

もしも
誰もいなくなった世界に一人だけになったら

もしも
植物が言葉を話すようになったら

もしも
透明人間だったら

考えるだけ。


そんな午後。

スプーンの溺れるマグを片手にね。

人は誰かを羨んで
ないものねだりのモノポリー

もしも私が全然別の
よくいる通行人Aくらいに普遍的なにんげんだったら、
って思っちゃう。羨ましいなって。
たまに。


みんなが赤だから赤を選んで
決められた事にしたがう。

そうできたら、良かったのかな。

結末から読むホラー小説よりつまらないけれど。

どうしてか
悲しい。