スパークル・メトロポリス

こんばんは。

春風一番に吹いていて、神が乱れて大変な最近です。

バンドをね、私が昔組んでた頃を思い出す出来事がありまして。

解散、っていうものがありまして。

私がずっと関わっていたバンドがね、昨日それになりました。

一瞬の煌めきが、私にとっては一生の輝きで。

ラストライブを見てきた。

みんなすごく輝いていた。

涙さえ美しかった。

純粋な綺麗さが伝わるステージだった。

最後まで、目に焼き付けた。

もう、きっとこのメンバーでやることはないのだろうけれど
別々の道にいっても
またどこかでその道が交わった時は、
今まで見てきた景色がまた蘇るんじゃないのかな。

確かに、ここにあった。
それは確かに証明されてる。

私にとってかけがえのない光でした。

みんな同じ星を見てるんだ。
この地球に居れば、どこかで。

そうして流した涙は
私たちの明日の水となり肥料となり、
美しく花が咲くでしょう。

いつかのサヨナラは、
私たちの未来へつながる。

素敵な時間だったよ、ありがとう。

パフェ・パンドラ

葉桜になった並木を歩いて家に帰った、今日は春って感じでしたね。

こんばんは。

とてつもなく、悩ましいことが絶えない最近です。

きっとまた毎日のようにこうして
日記を書いてても、書くの忘れちゃって、「お久しぶりです」なんて始まる日記になるんだろうな。近々。


今日はパフェを食べた。
チョコとクリームとアイスとバナナの黄金比

あの、パフェの容器の底に溜まってすくえないチョコソースとアイスクリーム、昔からどうにかして最後まで食べたいけど。
もどかしいのよね。
なかなか。

スプーンでさえ救えない。
救ってくれ。

欲を言えば
ずっと甘えてたい。
ずっとベッドに入っていたい。
ずっと音楽聴いてたい。
ずっと楽しいことしてたい。

パフェとは、私に対する試練なのかもしれない。

食べちゃったら一瞬で終わっちゃうし。

世の中救えないことだらけですね。

私を救えるスプーン作って頂戴ませ。

ゴッド・フィールド

へいへい、暗い部屋にこもって文字の羅列をしてる私です。

今日は久々のお休みということで、
とても良く眠っていました。

夢を見たんだけどさ、
忘れちゃった。
でも、すごく懐かしい夢だった気がする。


人は誰しもインプット、アウトプットを繰り返しては、あーでもないこーでもないと唸るばかり。
困ったら、やれ神様、仏様。

神様はいつも世界のあちこちで隠れんぼを楽しんでいる。

「常識」というヘッドギアをされた私は
日々この生活に嫌気がさしていた。

「非常識」とは容量を守らなければ麻薬のように使ってしまうけど
良くいえばそれを超えた新しいアイデア

「常識」というヘッドギアをされた人間達の斜め上に生きていれば、もっと新しい世界が見えるんじゃないか。

この20年間、「世間体」や「ルール」に守られたことなど1度もなかった。

数学的に言うと
全体集合Uがあるとしたら
その中の集合A.Bのどちらでもなく外に居るということ。

それが自分にとっての普通であった。

マニュアルがお好きなのか
アクシデントをお好みなのか。

人はそれぞれです。
私は、取扱説明書というのはとてつもなく嫌いな人間なので
新しいゲーム機や機械もトリセツ投げ捨てて
「こーやってこーで、こうかなー?」なんて感覚でやっちゃう人です。

まあ、習うより慣れろ。

いつだって毎日は予測のつかないことだらけでしょ。

その方が楽しいね。

でも、どうしても「神様」ってお祈りしちゃうのはどうしてかな。

チェリー・マウリー

おーじーざす。
日記を書かないうちに桜が散ってるじゃないか。

なんてこった。
道路が薄いピンクだらけ。
鱗みたいにキラキラしてる。
綺麗なのって、どうしてあっという間なのかねえ。


桜の季節に誕生日の私です。
またひとつ歳をとったわけです。

お酒とタバコといろいろ。
もう大人なの。

お酒は弱くって困っちゃう、どっちかといえばコーヒーの方が飲んでて楽しいんだよ。
レトロな喫茶店でね、タバコにキスしながら
向かい側には楽しくお話できる人が居てね
ブラックコーヒーすする。

その時間が好き。

そっちの方がずっと大人じゃない?
素敵よ、なにかの力なんか借りなくても楽しく出来るなんてのは。

お酒も嫌いじゃないんだけど。

飲むとしたら
ブラッディマリー薄めで。
名前が好きだから

無かったら
ファジーネーブル薄めで。
これしか飲めない。

これから何もかも自分の責任になるわけです。
もう少し、子供でいたかったかも。

ねえ、十年前はさ、
自分がこうなるなんて誰しも想像してないよね。
早く大人になりたいなって。
お酒も沢山飲んでって。
思ってたんだ、だけどね。

ちがったみたい。

ピーターパン症候群

みんなで空を飛ぼう。
私はフック船長が好きだから
悪役やりたいな。


きっと今の自分と並行して
この世界の他にもいくつかの
平行世界があって、少しずつ違う自分の人生が沢山あるとしたら

例えば他の世界では私が子供生んでるかもしれないし
黒髪でOLしてるかもしれない。

それを想像するだけでとてもワクワクする。

でも、今は、今のままでいいの。
今の自分は今しかいない。
毎日、明日が地球最後の日になるかもしれないって。思ってるんだ。
だから今を全力で。

新学期。ご入学おめでとうございました。自分。

フェイク・シェイク

夜の明かりにまどろみこんにちは。

とても冷たい日だったよ。

全て滲んで見えた。

水たまりの波紋が聞こえた。

メンソールの味がした。

あの日の匂いがした。


この五感で感じたものだけが本物。

もしも偽物が混ざっていても
きっとそれは
ピアスのケースにまあるいビーズが入ってても分からないのと同じで
気づかないものなのかな。

シガレット・バイオレット

ぐっとでいずな夜を過ごしてるみなさん
こんばんは。

今日はとてつもなく寒いですね。

休日、なのに
何故かいつも働いている街にいる。

休みの日に見る街は少し違って見える。
不思議と、スローモーションだ。

そして休みの日に吸うタバコもいつもと違っていい味なのだ。

雨で湿ったイスに腰掛けて
通りすがる人を目で追いながら
煙をくゆらしているのがたまらなくいい。


大人のたしなみ、なのだけど
私はタバコを吸う人の横顔を見るのが昔から好きでね。

鼻と口にかけてのライン、咥えるシガレット、添える指。
これが完璧に決まっていてカッコイイと
1人前の大人なんだなーと思っている。

火をつければものの数分。
その数分の出来事でその人の生き様がわかる。

もはや美学。

意味もなく火をつけて
消えたとて灰となり
何のために煙を吸うかと聞かれれば

私は
「意味の無い行為にお金をかけられるって最高の贅沢だから」

と答えるね。


今日も何回かブラックデビルにキスをした。
雨の匂いと混ざる甘い煙。

その空気感がたまらなく好き。

時間をお金で買ってるようなものだけど、
それくらい私に贅沢させて。


素敵、大人も悪くない。

では。