カラフル・スカイライン
エモーショナルな深夜に
エモーショナルな音楽を聴きながら
不安定に揺れる煙を吸ってる私です。
こんばんは。
いつから自分の手がこんなにも汚れてしまったんだろうと思う。
4色以上混ぜたインクは必ず茶色く黒く汚れてしまうように。
だけど、この汚れた手でも美しいものはできるはずだといいきかせて。
悲しい歌。
永遠を疑わなかったら
ずっと幸せでいられたでしょう。
悲しきアリア。
プリンセス・プリンセス
自分は、今日も、彼の甘いものとして振る舞えるかしら。
甘さに深刻は似合わない。
私は、キャンディのようにつまみ食いされたい。
けれど、時々、ボックスに入っているキャンディが、たったたひとつだけならいいな、と思う。
山田詠美/A2Z
ドロップ・アウト
時雨の降る夕方。
透明な傘を左手に、寂しさを右手に。
今日もめまぐるしく終わりました。
もうメールじゃなくて文字が流れる時代に
ケータイの振動を待つ。
いつの時代も同じでしょうか。
恋文が届くまで焦がれる乙女みたいね。
ぼんやり、放課後に書いた黒板の落書きと、昨日見た夢のようにそれは霞んでいる。
あの青の塗りつぶし方をおしえてくれればもう少しだけ眠れていたのに。
どこかへ逃げた赤を口紅にして塗った。
紅さした唇は今日も道化た笑顔だ。
ミルク・カルク
春眠暁を覚えず。
五月病。
五月蝿い。
最近の涼し気な夜が好き。
こんばんは。
レモンティーを片手にGW中日の人混みを縫っていた私です。
ぐるぐるして疲れます。
人ばかりで窮屈です。
風の通る隙間もない程の量。
どうしてか、当たり前のものが無くなったらって、不安になることが多くなったよ。
弱い僕達はただ天上に祈るばかりで。
むなしく願いも散らばるだけ。
プレパラートの心臓なのですぐヒビが入ってしまう。
安心が欲しいね。
A4サイズの小宇宙に書き殴った、昔の絵が出てきたの。
こん時どんな気持ちだったんだろうと思って、まあ、昔から奇天烈な絵しか書けなかった私だから。
やっぱりその時にしかできないことってあるんだと思って。
芸術はいつなんどき、自分の生活が表れる唯一の娯楽だと思う。
だからこうしているあいだも常に芸術。
しかも決まってマイナスな時にそいつはふと生まれるものなのよ。
こんな夜には絵を書こう。
小宇宙にインクを注いで。
宇宙旅行中は気がまぎれてモヤモヤな気持ちも忘れるね。
酸素がなくなる前に帰ってこよう。
では。
プーラー・シンガー
春の陽気に浮かれてる私です、こんばんは。
この1週間何があったかって言われるともう思い出せないのだけど。
楽しい事と悲しい事があった気がする。
恐れは君の胸のうち。
怖い闇夜も今のうち。
恋じゃないから食えるのさ。
愛がないから飢えるのさ。
従うことがどれほどにこの世界での生活をスムーズにするのか、私は知っている。
道を外れるというのがいかに勇気のいることか、蛇の道は蛇とはよく言ったものだ。
媚を売るということが
自分はとても嫌だった。
どうも自分を安売りして居るようにしか見えないでいたから
アメ横の叩き売りと同じだと思っていた。
必要か不必要かで言えば必要なのかもしれない。
必要と不必要。
無駄なことこそ、音楽やお洒落だってそうさ、あってもなくても生きていける。
しかしね、その無駄が無かったらどれだけ退屈だったのだろうと思うの。
意味の無い物こそ、理屈などつけなくても自然と自分の習慣になっているもの。
いつもしてる指輪
特に意味は無いけど、やっぱり無くちゃいけないもの。
必要の無い物かもしれないけど。
私にとっては必要なもの。
生きる上で必要なものって、
結局は自分のこだわり なのかもしれないね。