お久しぶりです。 紫陽花の季節も終わりを迎えてしまいました。 もう、夏です。 裏通りを歩くと、蚊取り線香の香りが纏わるようになりました。刹那に感じるものたちが、夏になると増えて、 私はとてもおセンチになる。 あのね、昔、貝の中には小さな海があっ…

あじさいの咲いた裏道を横切って 朝露を横目に過ごす日々。こんにちは。お元気ですか。私はまあまあやってます。夜更かしばかりで、少し朝に嫌われてるせいか まぶたのオモい毎日で困りました。 好きで夜と付き合ってるんだけどね、 睡眠してる時間さえ勿体…

五月雨を集めて流れた五月末、 もう六月になりますね。こんばんは。大して美しくもない綺麗事ばかりを並べた街灯の下で ぽつりと考え事をね。 最近、久々に活字を読もうと本を手に取ったのだけど、 死後の世界で 三途の川を渡る時に自分が処女を捧げた相手に…

エモーショナルな深夜に エモーショナルな音楽を聴きながら 不安定に揺れる煙を吸ってる私です。こんばんは。 いつから自分の手がこんなにも汚れてしまったんだろうと思う。 4色以上混ぜたインクは必ず茶色く黒く汚れてしまうように。 だけど、この汚れた手…

自分は、今日も、彼の甘いものとして振る舞えるかしら。甘さに深刻は似合わない。私は、キャンディのようにつまみ食いされたい。 けれど、時々、ボックスに入っているキャンディが、たったたひとつだけならいいな、と思う。 山田詠美/A2Z

時雨の降る夕方。 透明な傘を左手に、寂しさを右手に。今日もめまぐるしく終わりました。もうメールじゃなくて文字が流れる時代に ケータイの振動を待つ。 いつの時代も同じでしょうか。恋文が届くまで焦がれる乙女みたいね。ぼんやり、放課後に書いた黒板の…

春眠暁を覚えず。五月病。 五月蝿い。最近の涼し気な夜が好き。 こんばんは。レモンティーを片手にGW中日の人混みを縫っていた私です。ぐるぐるして疲れます。 人ばかりで窮屈です。 風の通る隙間もない程の量。どうしてか、当たり前のものが無くなったらっ…

春の陽気に浮かれてる私です、こんばんは。この1週間何があったかって言われるともう思い出せないのだけど。楽しい事と悲しい事があった気がする。恐れは君の胸のうち。 怖い闇夜も今のうち。 恋じゃないから食えるのさ。 愛がないから飢えるのさ。 従うこと…

日差しが元気になってきた日々、ヒートテックじゃ汗ばむ気候です。お店で一人ぼっちの時間は いろんなもしも話が浮かぶ。もしも 誰もいなくなった世界に一人だけになったらもしも 植物が言葉を話すようになったらもしも 透明人間だったら考えるだけ。 そんな…

降ったりやんだりの空模様。傘を開いて閉じてと騒がしい東京です。 こんばんは。休日のいつもの町並みを横目に吸うタバコとクレープ。いつもの場所なのに、いつもの場所じゃない。 アリスインブルー。 忙しく時計が動き出す。春の骨を踏むような足取り。 副…

こんばんは。春風一番に吹いていて、神が乱れて大変な最近です。バンドをね、私が昔組んでた頃を思い出す出来事がありまして。解散、っていうものがありまして。私がずっと関わっていたバンドがね、昨日それになりました。一瞬の煌めきが、私にとっては一生…

葉桜になった並木を歩いて家に帰った、今日は春って感じでしたね。こんばんは。とてつもなく、悩ましいことが絶えない最近です。きっとまた毎日のようにこうして 日記を書いてても、書くの忘れちゃって、｢お久しぶりです｣なんて始まる日記になるんだろうな。…

ネガティブ思考と空のマグ。コーヒーは甘やかさない。あなたの心と交換ね。いつかの言葉を溶かして飲み込む。いくらでもあげる私のお砂糖。ティースプーンに盛られた愛。おかわり自由。

へいへい、暗い部屋にこもって文字の羅列をしてる私です。今日は久々のお休みということで、 とても良く眠っていました。夢を見たんだけどさ、 忘れちゃった。 でも、すごく懐かしい夢だった気がする。 人は誰しもインプット、アウトプットを繰り返しては、…

おーじーざす。 日記を書かないうちに桜が散ってるじゃないか。なんてこった。 道路が薄いピンクだらけ。 鱗みたいにキラキラしてる。 綺麗なのって、どうしてあっという間なのかねえ。 桜の季節に誕生日の私です。 またひとつ歳をとったわけです。お酒とタ…

夜の明かりにまどろみこんにちは。とても冷たい日だったよ。全て滲んで見えた。水たまりの波紋が聞こえた。メンソールの味がした。あの日の匂いがした。 この五感で感じたものだけが本物。もしも偽物が混ざっていても きっとそれは ピアスのケースにまあるい…

ぐっとでいずな夜を過ごしてるみなさん こんばんは。今日はとてつもなく寒いですね。休日、なのに 何故かいつも働いている街にいる。休みの日に見る街は少し違って見える。 不思議と、スローモーションだ。そして休みの日に吸うタバコもいつもと違っていい味…

こんばんは、三月の雨にうたれて 今日はね、帽子をかぶってね ズボンを履いてね 濡れたアスファルトをダッシュしました。 少年のようでしょう。 走っても結局濡れる。 冷たいんだって。雨。とてもお家から出たくなくて、 ずっと王子様を待ってるのに現れなく…

ぐっどないと。 素敵な夜に、ポチポチと。卒業の季節と呼ばれ、 新しい出会いの季節と呼ばれ、 なんだかんだ理由をつけたがるこの季節です。母校を卒業し、同時に黒髪ロングを卒業して1年が経ちました。毎日通った通学路も 急いで靴を脱いだ下駄箱も 今とな…

めーでーめーでー 本日も晴天なり。3月なのに、寒い。 おかしいなあ。こんばんは。電車でゆらゆらと、ケータイから流れるテンポに乗りながら 夜の東京を走っていました。眠れない、夜の この時間は、とても1人で静かです。 素敵なあの人や 可愛いあの子に会…

はろーえぶりわん。 今日の読み聞かせの時間です。四年に一度のこの日。 帰り道にヒョウが降っていました。 もうすぐ春だってのに、冬が終わる頃になって 慌てて神様が降らせたみたいね。 ブラックデビルに何回かキスをした。 その間に春の匂いを感じて 久々…

お久しぶりです。もうすぐ春がやって来る少し手前、 まるで大好きな人が帰ってくるのをワクワクしながら待っているみたい。 そんな季節になりましたね。 そう、最近は 賑やかな街で働きアリをしています。色んな人が居て その分人とかかわることが多いのだけ…

こんばんは。 お久しぶりです。日記をかかないあいだに 冬になっていました。冷たい季節になりました。街はイルミネーションでたくさん瞬いて 吐く息が白く凍てついて オリオン座が頭の上に登るようになりました。そして今年も終わります。 19回目の冬。サン…

朝と夜の寒さにこごえて、今日も生きていたみなさん。 こんばんは。 楽しい時こそ、あっという間に過ぎて １日が終わって。 嫌なことは全然進まなくて。 １日が終わって。心臓の鼓動のはやさのぶん。 過ぎる時も早い。 私は悪魔と取り引きしてしまった。 自…

お久しぶりです 地球上で息をしている皆さん。日記を書かないうちに、いつの間にか風が冷たくなっていて 夏が終わっていたよ。 帰り道、ふと空を見たら、もう、オリオン座が隣にあってさ。 スカートの隙間を冷えた夜風が縫っていって。 冬が近づく音が聞こえ…

夏の夜に果てる。 見えない何かにおわれて、今日も１日が過ぎていた。椅子に寄りかかって空を見る。 冷たいアスファルトに寝転ぶのは冷えるから。私の血が、めぐってめぐって、心臓とこんにちはする。 そのあいだに、 たくさんの世界を見たよ。涙が調理され…

はろーはろー、ぐっとでいず。お店のテラスで、閉まったシャッターごしにひとり。 煙をくゆらせて夜の匂いをかいだ。 人のいない路地。 昼と違う顔だ。そんな東京。 好きな初音ミクの曲をね、 ずっと聞いていたんです。すっごくね、明るい曲調なのに 聞くた…

やあやあ鬱くしい１日をお過ごしの皆さん。夜はもう肌寒くて、握った手を離したくないね。 いつかのおとぎ話に、 来た道を迷わないようにパンをちぎって歩く2人が居たけど もときた道を戻るつもりは私にはないので。 魔女の住むお菓子の家だろうが これから…

はろはわゆ。 夜はもう秋の風。吹いています。今日は忙しかった、とても、 道を歩く。 人の忙しく歩く足に惑わされそうになって 自分もその中の1人になって 駅をいくつか過ごした。自分には忙しいほうがよく似合うのかもしれない。 早送りで忙しくしていた方…

地球の裏側にいる皆さんこんばんは。 今日はね 絶望が枯れたひまわりのように。 私にも降り注いでた。安楽死か溺死かと問われたら、 餓死しそうだと答えるくらい、満たされない心があって。 雨が降って街が流れて、 汚れた東京は全て洗浄された。鬱くしい。…